[:ja]アフリカで起業し収益を創出することの難しさとこれからの課題![:]

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今考えると愚かではあるが日本にいる時はアフリカに行けばお金を稼げると勘違いしていた。

そんな僕が感じた収益を出すことの難しさを考えます!

 

9月にマラウイに来て12月に会社登記が完了した。

 

建築の設計業務はレジスターに一年弱かかるので本格的な建築士資格を発揮する業務はまだ難しいという現実に直面した。

それでも時間は過ぎ、住んでいるだけでもお金は出て行く。

 

僕らは切り替えてできることをやろうと考え、特殊な資格が必要ではないビジネスを始めた。

登記以降アクションを起こし、最近は利益も出るようになりはしたが、まだ初期投資は回収しきれてはいない。

 

冒頭でも述べたようにアフリカに行けばお金を稼げると勘違いしていた、何故ならば初期投資を抑えられ、人口増加しているためマーケットが期待できるから。

実際、初期投資は確かに安くすむ。

家賃は安いし人件費も安い。

 

例えばよくある12畳程度のキオスクだとマラウイの首都では家賃は5千円、什器、商材合わせても10万円弱ぐらいでできる。

人件費も大卒の初任給の平均が1万円いかない程度。

 

小売店が10万円でスタートできる。

 

これを聞くだけだとチャンスが多そうに聞こえるし僕らもそう思っていた。

しかしスタート当初は痛い目にあった、想定してたよりもお金がかかるし思うように売れない。

 

苦悩している中気づいたことは

 

僕らは自分たちで何とかしようとしすぎて自分たちだけで動きすぎた。

 

僕たちが直接交渉し直接収益を出そうとするがそうはいかない。

マラウイ人は外国人がお金を持ってることを知っているから今考えると信じられない値段でふっかけてくる。

 

これは役人でも例外ではない。

 

基本ではあるかもしれないがそこに気づいてからはスムーズに行くようになった。

僕らは決して前に出ていかず、マラウイ人に交渉等をお願いし判断する時は僕らが入る。

これを間違えるといつまでも不条理な取引が続いたはず。

 

また他にもビジネスとして輸入を考えた。

マラウイ人がくれたアイデアであるが洋服をタンザニアから輸入してマラウイで売る方法だ。

これはすでにマラウイ人で成果を出している人がいるので上手く行くと考えた。

また買値の1.7倍で売れるので高収益が望める。

約10万円分の服をタンザニアから輸入していざ販売しようと試みた。

 

売れない、、、、

びっくりするほど売れない。

 

なぜならマラウイではとにかく古着のマーケットが強い。

僕らが買い付けた服は比較的しっかりしていた為、値段も高く設定したがこれが仇となった。

もちろん需要はあるがその需要はそれほど大きくない。

 

マラウイのマーケットを知らなかったのだ。

 

マラウイの8割は低所得者と言われているので僕らは2割のマーケットに対して供給しようとしていたことになる。

ましてや服は毎日買うものではない、穴が開いても着潰すのが通常なのでそれは売れないわけだ。

 

古着産業ではコストが低過ぎて勝てない。

次に僕らがたどり着いた答えは

 

毎日必要なものを供給する。

 

例えば食べ物。

これは毎日必要ということで野菜に目をつけた。

 

またマラウイでは物流が合理化されていない。

 

例えば150km程度離れた首都の最終消費者に野菜が農家から届くまでなんと平均5人程度の仲介が入る。

そのため野菜を生産している地方と首都では金額差にかなり開きがある。

大きいものだと約8倍。

 

これを大型車で一度に運び仲介を中抜きできれば農家から今までよりも高く買い付けられ、消費者には安く提供できる。

マラウイは肥沃な大地からなる農業立国のため8割が農業に従事している。

彼らから以前より高く変えれば農家の収入改善につながり、ひいてはマラウイ全体の収入改善につながる。

 

まとめ

 

・現地人とよく連携する。

・マーケットをよく知る。

供給するものの適正化を図る。

 

あたり前だろ思われるかもしれないが最初は全く逆のことをしていた。

またマラウイにどれだけ貢献できるかというストーリーが大切と考える。

 

野菜の物流もそれだけで終わるのではなく農家に技術指導しながらできれば収穫量向上も期待できる。

なぜならマラウイの農家は土壌調査もせずに闇雲に肥料を与えているのがほとんどだ。

土を動かし空気を入れる耕す行為すらしない農家もざら。

収穫量向上すれば農家の収入改善につながるし、食料不足への打開にもつながる。

 

最近ボランティアの方やNGOの方と話す機会が増え、皆さんの活動や現地に対する思いが本当にすごいと思うことが多い。

ただビジネスサイドに僕等にしかできないことは必ずある。

 

建築と全然異なることを始めたのだがこれが実はとても良い。

なぜならマラウイ人の生活をよく知れるから。

そして生活と建築は密接だから。

例えば家族構成、食べ物、生活スタイルで間取りや建築の考えが全然違う。

僕らはマラウイで日本の建築をそのまま作ろうとしていた、しかしここはマラウイ。

遠回りのように思えたが親和性がとても高い。

 

現在は毎月収益が向上しとても楽しい。

オフィスの雰囲気も収益が上がるととても良い。

マラウイ人スタッフもその楽しさがわかったのかかなり主体的に動く人が増えてきて嬉しい!

 

一つ一つの改善が毎月フィードバックされのはライブ感があって楽しい。

これから何ができるかが本当に楽しみだ。[:]